2025年5月28日、チェコの防衛企業Excalibur Armyは、ブルノで開催されたIDET 2025展示会にて、最新型の装甲戦闘車両「Pandur II 8x8 EVO」を正式に発表しました。
この新型車両は、チェコ共和国が機械化部隊を近代化する取り組みにおける大きな前進を示しており、NATO基準との相互運用性に重点を置いて開発されました。
General Dynamics European Land Systemsと協力して開発されたPandur II 8x8 EVOは、歩兵戦闘車(IFV)に分類され、従来モデルから大幅な改良が加えられています。スロバキアのEVPU社が開発した無人砲塔「TURRA 30」を搭載し、30mm機関砲、同軸機関銃、対戦車誘導ミサイルを装備しています。
エンジンは455馬力のCummins製で、Allison製の自動変速機と組み合わされており、優れた機動性、STANAG 4569 レベル4までのモジュール式防弾保護、高度なデジタル戦闘管理アーキテクチャを実現しています。
また、サスペンションの強化、水陸両用性能、積載能力の向上により、さまざまな任務に対応可能です。モジュール構造により柔軟な構成が可能で、現場でのメンテナンスも容易であり、NATO即応部隊に理想的な装甲車両です。
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